*ココロ*さんが美しくかつ高度な歌唱力で歌ったAdoの「永遠のあくる日」をリミックスするという形でコラボしました。(音楽コラボSNS「nana」にて。)
ぜひ、↓のリンク先からお聴きください。
【*ココロ*】永遠のあくる日(BarkTunes Remix) 【アカペラ祭り4】
ちなみに、オリジナルはこのリンク先から。
今回の制作は(も)、大きな挑戦でした。まずこのコラボに至ったきっかけは、以前に私の曲「Stargazer」を歌ってくださった*ココロ*さんから、nana上でコラボのご招待をいただいたことからでした。
nanaでは「●●祭り」として、ユーザーが企画したイベントが多数行われています。その1つ「アカペラ祭り4」が4月18日~5月2日に開催されていました。
これは歌い手さんがアカペラ音源を投稿して、それを元に楽器演奏やコーラス入れでコラボをしましょうという趣旨のもので、これに*ココロ*さんがAdoの「永遠のあくる日」のアカペラ歌唱音源を投稿して参加し、私にコラボの招待を送ってくれたという次第です。
この「永遠のあくる日」は、恥ずかしながらこれまで知りませんでした。いやぁ、たおやかでありながらも力強い、良質なJ-POPの大名曲ですな。
もとい、この曲は高度に音楽的な作品です。一聴して分かる通り、ボーカリストの歌を聴かせるための曲であり、シャッフルビートで、更にテンポの緩急が強いものです。
一方、私の曲の作風はテクノで、かつ私自身がテンポ合わせきっちりが大好き、ベタ打ち込みが大好きなタイプなので、音楽性が真逆と言ってよいほどに違います(ちなみにテクノでもシャッフル曲はたくさんあります。私が大好きなHardfloorもシャッフルを多用しています。)。
この緩急が強い歌声を私が扱うとなると、自然とテンポきっちりに歌声の発音タイミングを編集することになり、その良さを失くしてしまう恐れが強くありました。
あわせて、私が末席に属するクラブミュージックのリミックス文化(原曲改変こそが最大のリスペクト)の流儀をこのJ-POPの名曲に押しつけることが、原曲を愛している*ココロ*さんへ対して失礼にあたってしまうのではないかとも考え、これらについて、コラボ招待に応じるかどうかをとても悩みました。
しかし、大好きな*ココロ*さんの歌声を自分のサウンドに乗せられるこの機会を逃したくないという我欲が勝ったため、「やるからには言い訳せず、自分の流儀を全力で通す」と覚悟を決めて、本作に臨むことにしました。
これまで私がボーカル素材を使った曲「I Don’t Know What She’s Saying」や「Life Easing」では、発声タイミングはもとより、音程や音の長さも自分が好きなようにゴリゴリと大幅に改変していました。
しかし本作では音程変更は一切せず、発声タイミングはオリジナルボーカルの緩急の良さをなるべく残すように、それでありながら自分のかっちりテンポの作風とも合うように、かなり細かく試行錯誤して音声編集をしました。
そして伴奏のアレンジもオリジナルボーカルの緩急を活かすものとなるよう最大限の努力を払いました。これは私にとって大きな挑戦でした。
次の挑戦は短納期です。
前述のように「アカペラ祭り4」開催期間は5月2日まででしたが、*ココロ*さんからご招待いただいたのが4月26日、その通知に気づいたのが4月28日でした。
私はそもそも非常に作曲速度が遅く、いつもダラダラぼんやりと作曲しています。
更に、私の本職の職場は「残業あり・休みなし」と少々ブラックであるため、なかなか作曲活動の時間が取れません。
今回は4月29日(祝日だけど出勤)から5月2日までに、潤沢な制作時間を確保できない中で制作に臨む必要がありました。しかし、制作時間が無いからと出来が中途半端なものを出したくはありません。
これにあたり、自分の制作スタイルを大幅に見直し、かつDAW(音楽制作ソフトウェア)の「これまであると知っていたけど使ってない機能」をフル活用して生産性の向上を最大化しました……とこれだけで「成果物を納期までに余裕で完成できたぜ。やればできるんだぜ」と言えたらカッコいいのですが、実際はそうはいかず、睡眠時間を削って頑張ったのは、ここだけの話です。とはいえ、作業自体はとても楽しくできました。
納期に追われながら作曲する商業ミュージシャンってすごいわ。あと「深夜の2時間DTM」参加者さんたちね。ぼくにはとてもできない。
しかし、時短に活用できるDAW機能を習得できたのは大きく、今後の作曲にかなり役立つのではなかろうか、と思います。何事も挑戦すれば、なんらか得られるものなんですね。挑戦してよかった。
こうして本作を5月2日の昼過ぎに投稿することができました。そして、*ココロ*さんに本作を認めていただけました。やったぜ。
いまは大仕事をやり遂げた達成感でいっぱいです。
ということで、明日5月3日からはゴールデンウィーク。もちろん休みなんか無く、毎日休日出勤ですよ!
頑張って強く生きよう……。
このページを書いている者は、テクノなどの曲を作っています
私は、テクノやブレイクビーツなどを主体としたダンスミュージックを作曲してこのサイトの「楽曲リスト」ページ、YouTube、↓のSoundCloudで公開しています。ぜひ、聴いてください。
