捨て曲無し! The Hextallsのアルバム「Play With Heart」

カナダのポップパンク・バンド、The Hextallsが2015年2月14日にリリースしたアルバム「Play With Heart」が、最初から最後までハイ・テンションな捨て曲無しのアルバムに仕上がっていて、とても好きになりました。
2012年リリースの前作「Rock You To Sleep」もかなり良かったですが、今作はちょっとだけエレクトロ風味を取り入れたサウンドになっています。

私は2曲目に収録されている「Ouch, My Childhood」が特にお気に入りです。分かりやすいリフとコーラス、後半のはしゃぎ回るベースラインと最後までブレイク無しで突っ走る曲展開という、ポップパンクのエッセンスを見事に凝縮した快作です。歌詞を聞き取る英語力が無いので間違っているかも知れませんが、複数の映画監督をディスってるように聞こえます。マイケル・ベイとかを。
良いじゃないですねぇ、マイケル・ベイ。あの人の映画は頭空っぽにして観れるから、私は好きです。逆に何も頭に入ってこない映画でもあるんですが、良いんです。「アイ・アム・ナンバー4」とか「ミュータント・タートルズ」のリメイクとか、さっぱり内容を覚えていませんが、「派手なアクションがかっこよかったね」で良いのです。

ともあれこの曲は、過去の名作映画への愛が深すぎる、かなり過激な歌詞となっているみたいです。


話しを戻して、北米勢全盛のポップパンク界隈でThe Hextallsは、ピストルズ以降のブリティッシュ・コマーシャル・パンクの流れに少し近めなスタンスだと感じています。3コードの精神に忠実な感じが好感度高いです。


更新履歴

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です