最高のゲーム「大神」

私はゲームが大好きです。子供の頃は狂ったようにゲームをしていました。社会人になり、なかなかゲームに時間を割くことができなくなってしまいましたが、それでも変わらず大好きです。今回は、私が最も好きなゲーム「大神」(PS2/PS3)について語ります。



上のPVでその雰囲気を掴んでいただけたかと思いますが、「大神」は古事記や日本書紀、日本神話をモチーフにしたアクションRPGです。そして私の中では、ストーリー、演出、映像、音楽、ゲーム性、いずれの点においても完璧に近いゲームであると固く定義されています。
水墨画を思わせる風景の中を、たおやかなBGMにのって、軽快な操作性をもって駆け抜ける気持ち良さ。
爽快な戦闘シーンと、絶妙な難易度で謎が仕掛けられたフィールド。
加えて、登場キャラクターたちの魅力的なことといったらありません。
そして何よりその物語は美しく、プレイヤーの心の琴線を優しく爪弾きます。PS3リマスター版の公式サイトにも書かれていますが、むせび泣きながらのプレイとなりました。
私はもともと日本神話や神道が好きでしたが、このゲームではそれが非常にうまく使用されており、何より日本の神さまへの深い情愛に満ちた物語を味わった後、私はますます神道を身近に感じるようになりました。

昨今では例えば「お客様は神様だ」と、肥大したコマーシャリズムを更に曲解し、理不尽な横暴をふるうことを「神」の力を表すかのような感覚が一部に横行していますが、日本における神とは、本来は懐の深い存在であったはずです(ちなみに「お客様は神さま」の言葉を広めたとされる三波春夫の公式サイトにてその真意が説明されています)。
強大な力を持つ畏怖すべき存在でありながら、そこかしこの物に宿り、人間に過度に信仰を強要せず、人間側も気軽に手を合わせられる身近さ。そういった物事への独特な距離感や親近感はすなわち、私たち日本人が元来持っていた心象風景の投影に他なりません。そして「大神」ではそれが根底のテーマになっていると感じています。
時に頼り、時に畏れ、時に茶化し、そしていつでも深く豊かな情に抱かれて安心できる。そういった独自の文化性、社会性が日本には元来あったということを再確認できる、素晴らしいゲームであると思います。

ちなみに、このゲームでは「アマテラス」という白い犬を操作してプレイするのですが、職場の人に「大神」を紹介したところ、「この犬は喋るの?」と尋ねられました。いいえ、アマテラスは喋りませんし、赤カブトと戦ったりはしません。

更にちなみますと、私は「大神」グッズの木樽ジョッキをマグカップ代わりに愛用しています。軽くて丈夫で大のお気に入りです。

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最後にもう1つのPVをご紹介して、この記事を終わります。ああ、今からでもPS4リメイク版を出して欲しいものです。


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